バイトの話
私は今までにバイトを長期で4つ、ド短期で3つ経験しました。
それについての備忘録を書きます。
1.個人経営の定食屋
これは店の前にバイト募集の張り紙がしてあったので応募。
雇い主のおかみさんとの良好な関係性が築けたら快適。
個人経営のため、いろいろと緩い。
お客さんに固い敬語を使わなくてもいい。
そもそも客数が少ない上に、地元の常連さんしか来ない。
今も在籍していて、3年以上たったので常連さんに親しみがわいてきて楽しい。
2.歯科助手
仕事を覚えるまではさんざん先生に叱られて大変だったが、
覚えてからは地味な作業が好きな私にとっては楽しい。
患者さんが来ないときは一人で自由に作業(雑用)できたり、
先生の目を盗んでぼんやり椅子に座ったりできる。
時給900円と書いておきながら、実質は分給15円と1分単位で給料がもらえた。
2年以上在籍していたら、時給が1100円(分給18.3円)まで上がった。
これは自分の適性に合っており、給料の面でも申し分ないバイトであった。
3.個人医院の受付・調剤
仕事の覚える量が歯科助手よりも多い。
ただし、2時間の診療時間で3000円の給料がもらえる。
準備・後片付け含め実質の拘束時間は2.5時間ほどなので時給的にはおいしい。
大学生活との両立を考慮してくれる。
先生が患者さんや関係者さんからもらうお菓子などがたくさんいただける。
4.喫茶店のキッチン・ホール
繁華街にあるため、とにかく忙しい。
キッチンとホールを両方こなすために覚える量も多い。
「喫茶店でバイトをしている」というステータスは得られる。
忙しい中をバイト仲間と回してクローズまでもっていくのに達成感が得られる。
ただし、閉店後は時間外勤務となるので、給料面では△
ここからは(主に年末の)ド短期バイト
5.巫女さん
巫女装束は寒い。
ただ、いい思いはできる。
正月の参拝客はガラの悪そうな人たちも来てびびる。
大吉のおみくじを渡すとありがたがってもらえる。
言葉遣いが独特なので、慣れるまではぎこちない。
6.おせち
食品を扱うためか寒い。
ひたすら単純作業を行う。
1シリーズ詰め終わったかと思えば更なるシリーズが来る。
勤務終了すると何とも言えない達成感が味わえる。
7.コンサート会場のクローク
基本的に荷物を抱えて行ったり来たりするため肉体的にきつい。
終電ぎりぎりまで働かされ、終電に駆け込む客で溢れて帰れなくなりそうになる。
短期バイトはさておき、良い長期バイトを選ぶ運だけは強かったように思う。